安倍首相、反省の弁と言いながら責任逃れに終始
横柄な態度を取り続け野党や国民をバカにした発言を繰り返した結果、支持率がガクンと落ちた所で慌てて記者会見したものの、その内容は反省と言いながら野党を非難する言葉ばかりを並べ、多くの国民が見ていて不愉快になったに違いない。
野党の追求を「くだらない質問ばかり」と言っていたが、そう思っているのは調子に乗りすぎてふんぞり返っている与党だけで、「野党の追求はまだまだ甘い」というのが国民の大半の気持ちである。
ホントにくだらないのは、謝る気持ちもないのに謝るふりして記者会見で不平不満と責任転嫁を繰り返す安倍首相の言葉だ。
そんな「くだらない」言い訳を聞くための時間がまた更にくだらない!
今日もまた新しい文書が出てきたが、「丁寧に説明していく」と言ったばかりにもかかわらず、相変わらず「知らぬ存ぜぬ」と早速逃げ回っている。
そこに誠実さや反省などという態度は微塵も感じられない。
自民党の反省ない態度と責任転嫁が醜すぎる
自民党片山さつきが、東京都の豊洲問題に関し「豊洲の問題は民主党政権時代の普天間は県外へ発言と同じ」だと発言した。
普天間基地の辺野古移転は、移設先を全国全て探し回ってそこしかないということで決まったのに、鳩山総理の県外発言は絶対にしてはいけないことをした!と。
その理屈はまさに歴代自民党の沖縄に対する構造的差別から出た考えであり、それは日本国民にとっては非常に都合のいい事実であったため、支持されてきた。
この片山さつきが言う「全国全てを探し回った」事実はあったか?
それは無い。
沖縄県内をたらい回しするのは、戦後一貫して行われて来た。
それが、沖縄の基地負担が減らない最大の原因だからだ。
全国探し回った結果、サンゴ礁の広がるジュゴンの餌場が米軍基地として埋め立てるのに適地であると判断されたというなら、日本中の海は沖縄の海よりはるかに美しく世界有数の生態系であることだろう。
とにかく、豊洲の問題は都民の意見を充分に吸い上げられないまま計画を進めていった自民党に責任があるのは隠しようのない事実であり、私は小池百合子は好きではないが、この件に関して小池百合子都知事を自民党が攻撃するのは筋違いであると感じる。
国会も同様!
籠池問題にしろ、加計学園にしろ、共謀罪を中間報告の形で打ち切った問題にしても、全て問題は自民党側にあるのにもかかわらず、
「ミンスがー、ミンスがー」と民進党攻撃で問題のすり替えをしている。
はっきり言うが、もうその手は流行らない。
民主党政権もあまり褒められたものではなかったが、安倍政権は更に危うい。
ゆうちょ口座を理由なく凍結
ゆうちょ銀行が沖縄県名護市に住む男性の預金口座を連絡もなく凍結していたことがわかった。
その男性は、辺野古の新基地建設反対の現場の様子をインターネットを通して発信している。
凍結の理由をゆうちょ銀行に問い合わせた所、「入金と出金が頻繁」と答えたそうだ。
5月の出入金は18回だそうだが、果たして多いのか?
私はこれよりはるかに多く出し入れしているが、凍結されたことは一度もない!
民営化したとは言え、元々国営企業。
天下りの役人も多く存在する。
これもまた、辺野古基地建設に反対する住民への弾圧である疑いが強い。
安倍政権のやりたい放題、その周辺の役人共の忖度なんちゃら、まだまだありそうですな!
どんだけ独裁なんだよ!!
加計学園で文科省前事務次官証言
安倍晋三の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設計画に関する問題で、計画に携わった事務方トップが「総理の意向」という文書は本物であり、官邸の圧力により早期の開学ありきで物事が進められた事実があったことを証言した。
次から次から湧いて出る安倍による国有財産私物化と都合の良い法解釈と規制緩和。
しかし暴露会見後、すぐさま菅官房長官が人格攻撃を交えながらの否定会見をした。
いつもながら無様な低レベルの反撃で笑える。
また、読売新聞の前事務次官に関するスクープも、さすが御用新聞と呼ばれるにふさわしく、問題の焦点をずらす事だけに力を注いだ記事であり、新聞としての品位や資質に欠ける。
ワイドショーもしかり
「どちらが嘘をついてるか?」なんて話を延々としてる。
分かりきってる事だ!
国民をバカにするな!
「どちらが得をしたか?」を考えれば、どちらが嘘をついてるかなんて答えはすぐ出てくる。
籠池にしろ、前川前事務次官にしろ、嘘をついて総理を侮辱していると言うならば、安倍は直ちに告訴すべき!!
何故しない?
書類の存在の有無を再調査しないのは何故?
野党の要求する参考人招致、証人喚問を全て一蹴するのは何故?
真実を明らかにする努力をせず、急いで収束を図ろうとするのはなぜ?
それらを考えれば、誰が嘘をついてるかなんてバカでもわかる。
御用ジャーナリスト 山口敬之
北朝鮮問題、籠池問題、トランプ・安倍の首脳会談など、全く異なるニュースでありながら、連日ワイドショーのコメンテーターとしてテレビ出演し、安倍総理の擁護に躍起になっていた山口敬之・元TBSワシントン支局長。
何なんだ、コイツは!?
と思ってたが、やはり安倍に食わされてた臣下の1人だった。
特にフジテレビでは、コイツの事を知らなかった私でさえ顔と名前を覚えるほど毎日朝から晩まで出演してた。
さすが安倍の息がかかった愛するお友達フジテレビだ!
今週発売の週刊新潮で、この山口敬之が準強姦の嫌疑で逮捕寸前だった所、警視庁刑事部長・中村格(現在菅官房長官秘書官)が山口逮捕の取りやめを支持したとの記事が掲載された。
安倍ベッタリの御用記者を、犯罪者であるにもかかわらず権力で守ったという恐ろしい話だ。
沖縄では無抵抗の市民を不当逮捕で長期拘留する一方で、自分のお友達は犯罪者であれ野放しにする。
独裁極まれり
ところで、フジテレビはこの山口敬之を最近出演させてないようだが、その事件に対する説明も一切しない。
週刊誌からあらゆる情報をピックアップする割には、この件に関してはスルーなのか?
沈黙するこのテレビ局こそ偏向報道と言えるのではないか。